返さなくてもいい奨学金ってありますか?

お金

返さなくてもいい奨学金ってありますか?

奨学金を利用しながら大学に通いたいと考えているのですが、卒業後きちんと返せるかどうかが不安です…。

奨学金が返せず、最終的に親に負担をかけるとなると利用した意味がなくなりますし。最近友人から「返さなくても良い奨学金があるらしい」ということを耳にしたのですが、正直こんなに上手い話はあるのでしょうか。

給付型奨学金というものがあります

相談者の方のように、奨学金を借りようか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。親に負担をかけるのはもちろん、自分の生活も心配ですよね。

奨学金には無利子・有利子があるタイプさまざまありますが、ここでは給付型奨学金という制度をご紹介します。

給付(給与)型奨学金とは、その名前の通り「返済をしなくてもいい」奨学金です。給付型奨学金を支給してくれる団体は、国が運営する公的機関や大学、企業や個人の運営団体とさまざま。それぞれの団体によって支給対象の条件が異なり、採用基準がいくつか設けられています。

その基準というのは、

  • 住民税非課税世帯・生活保護世帯の人
  • 社会的養護を必要とする人
  • 健康状態良好であること
  • 優秀な成績をおさめていること
  • 品行方正な人物であること

など、いくつかの条件が提示されているようです。そのほかにも在籍校や出身校からの推薦も関係してくるとのこと。

すべての高校・大学が給付対象ではなく、対象地域や分野が限定されているため、利用を希望する際は、奨学金実施団体に問い合わせをするのがマストです。採用人数が少ないところも多いぶん、詳しい応募条件は事前にしっかりと確認しておきましょう。

アメリカの奨学金(スカラシップ)は、進学後に正規授業を受講した結果、優秀な成績をおさめたり、論文発表、課外活動などで大学に貢献するような活躍をした場合に、「結果に対して」支給され、返済義務もありません。支給されれば授業料全額免除など金額も大きいものもある一方、その性質上、留学前の資金計画に組み入れることはできません。アメリカ大学へ進学する際の奨学金と留学費用について-NCN米国大学機構

ちなみに国外の学校においても、成績優秀者や大学の貢献者に対して、返済義務のない奨学金を支給することもあります。これらの奨学金は、国籍に関わらず利用できるケースもあるため、留学生の方であれば、利用を検討してみるのも手です。

一定の出席日数・良い成績をおさめなければなりません

メリットと言えば、やはり返済が必要ないということです。

学校に通いたくても経済的に厳しいから…と進学をあきらめていた方にとって、とても有り難い制度です。

しかし少なからずデメリットは発生します。それは「一定の出席日数・良い成績をおさめること」です。給付型奨学金の目的は学ぶ意欲を後押しすること。そのため、卒業まで出席日数や成績は高い位置をキープしなければなりません。

とはいえ、どんなに気をつけていても体調を崩したり、病院にお世話になったりすることもあります。そのため、学校側も対象者の状況を確認し、「出席日数や成績が不足気味である旨を伝えてくれるそうです。また、それぞれの団体で開かれる勉強会などの集まりへ出席が必要になる場合も。給付条件と一緒に、求められる役割なども申し込み前に確認したいものです。

今回ご紹介した給付型奨学金の他、免除・減免型奨学金など、返さなくてもいい奨学金にも色々な種類があります。

これらはもちろん、それぞれ応募条件や返還不要の金額なども変わってきますので、給付型奨学金が無理でも利用できる制度がないか調べてみてください。

かしこく利用して、心置きなく勉学に励みましょう。