小学2年生の子供がいます。宿題をなかなかやりません…

数を数える子ども

宿題をしない息子への対処法を教えてください

小学2年生の息子がいます。
いくら注意をしても、宿題をしません。
毎日子どもにガミガミと注意をするのに疲れました。
どうすればいいでしょうか。

宿題をしなくても叱らないことが大切

どんなに注意をしても、テレビにかじりついたり、遊びに夢中で宿題をしようとしないと、親はイライラしますね。

だからといって、頭ごなしに叱るのは逆効果です。
いくら叱っても、やりたくないことは一切しないのが子どもです。
やる気がないときに宿題をしろと強制すると、ますます勉強が嫌いになってしまいます。

また、宿題をしないと先生に怒られるよとか、宿題をしないとおやつ抜きなどと脅して宿題を強制するのもNGです。
怒られないために宿題をするという意識を持ってしまったら、勉強を嫌いになってしまうからです。

ポジティブな理由で宿題へと導きましょう。
たとえば、宿題が終わったら思いっきり遊べるよ! 今日は○○ちゃんが大好きなハンバーグだよ宿題が終わったら食べようねなど、宿題を終わらせたら楽しいことが待っていると伝えてください。

そして、宿題をしたら必ず褒めてあげてください。
しないから叱るのではなく、宿題をしたら褒めるというように、これまでの態度を変えていきましょう。

そして、まだ小学校2年生と低学年ですから、なるべくそばについて見ていてあげましょう。
あるいは、子どもが宿題をしているときは、親も本を読むなど勉強をしながら見守ってあげてください。

子どもは親の言動をよく見ています。
親が勉強が好きなら、子どもも勉強が好きなりやすく、ママが勉強しているから僕も宿題をしようという気持ちになってくれます。

また、宿題は勉強をするという意味もありますが、それだけではなく約束を守るというルールでもあります。
子どもに決められたことはきちんと守る、約束を守るというルールを身に付けさせるためにも、宿題の意味を子どもに伝えて理解させてあげてください。
同時に、親が子供と交わした約束を必ず守るように努力することも大切です。

そして、この子はできると信頼して、温かく見守ってあげましょう。
子どもは親の愛情や信頼に応えたいと、いつも思っています。
宿題頑張ってえらいね、自分から宿題をするなんてスゴイねと褒めてあげてください。
親に認められたり褒められたりすると、子どもはやる気を出します。

たとえ宿題がうまくできなくても、こんな簡単な問題がわからないの!と叱るのではなく、やさしく教えてあげてください。
そして、その問題が解けたときに、よくできたね!と声を掛けてあげましょう。

子どもはとても素直ですから、宿題をしたくないという気持ちをストレートに行動にあらわしますが、逆に親からの信頼を裏切らないようがんばって宿題をしようという気持ちにもなってくれます。

子どものやる気を育てるためにも、頭ごなしに叱らずに子どもの気持ちによりそって、いっしょに勉強しましょう。
そうすればきっと、嫌がらず宿題に取り組んでくれるはずです。