部活をやめたいです。顧問の先生がすごく怖いです。

野球部

部活の先生が怖くて辞めたいです、どうすればいいですか?

部活の顧問の先生がすごく怖くて、部活に行くのがイヤでたまりません。
野球部なんですが、ちょっとミスをしただけで大声で怒鳴りつけられます。
死ね!と言われたことも何度かありますし、パイプ椅子を床に叩きつけて怒られたことりもありました。
また、試合でミスをしたときは、みんなの前で土下座して謝れ!といわれ、実際に土下座しました。
とても屈辱的でした。

もう、こんな思いをするのはイヤなんです。
どうすれば、部活を辞められるでしょうか?

その厳しさは愛情かどうかを見極めよう

部活に熱心な顧問の先生のなかには、かなり強烈な指導をする人がいます。
日本トップレベルの部活をしている顧問の先生にも、非常に厳しい指導をする人は少なくありません。

顧問の先生が厳しい指導を行うケースには、選手を伸ばすために敢えて厳しくする場合と、顧問の先生の意識が古くて一昔前の根性論から厳しくする場合に分かれます。

前者の場合は愛のムチともいえますし、選手が自分のために厳しく言ってくれているんだと受け止めていれば、モチベーションが上がって上達へとつながります。

しかし相談者の方の場合は、後者のケースに相当するのではないかと考えられます。
下手をすれば体罰へとつながる危険もあるので、本当に部活を辞めたいのなら辞めるべきです。

しかし、顧問の先生がなかなか部活を辞めさせてくれないというクラブも多いですね。
内申書を下げるぞ、と脅されることもあります。

特に、に部活で推薦受験を狙っている場合は、なかなか辞められないですね。

また、途中で部活を辞めると、部活の仲間との関係もそこで途絶えてしまいますし、校内での居場所がなくなる可能性もあります。

このようにクラブ活動を続けるのも辛い、だからといって辞めるとその後が怖いという状況では、辞める・辞めないの決断ができません。

まずは落ち着いて、状況を整理してみましょう。
顧問のことはおいておいて、クラブ活動そのものに対する興味はどうでしょうか。
野球のプレイを楽しめていますか、もしくは部活の友達との付き合いはどうでしょうか、楽しいですか。

もし部活や友達付き合いが楽しいのなら、顧問が怖くても仲間と励まし合って続けてみてはいかがでしょうか。

逆に、クラブ活動そのものにも意欲が感じられないし、部活の仲間とのコミュニケーションもうまく取れていないなら、思い切って部活を辞めることをおすすめします。

顧問からパワーハラスメントを受けていた生徒が自殺したケースもあります。
劣悪な環境で苦しみながら部活を続けることは、大切な学生生活を台無しにすることです。
部活を辞めることは、逃げではありません。
一つの選択です。

本来やるべきことを整理してみては

なかなか部活が辞められないようなら親も同意していること、そして今後は学問に専念したいときっぱりと伝えましょう。
親も同意しているなら教師としては引き止めにくいですし、学生の本分である勉強に専念するのですから正当な理由となります。

また、信頼できる先生がいるなら、その方に相談して解決策を考えてもらうのもおすすめです。