貯金を貯めるコツを教えてください!

貯金

貯金のコツとは?

浪費癖が無いのに、なかなか口座のお金が貯まりません……。
節約しているはずなのにいつの間にかお金が無いのです。
貯金を効率よく行うコツを教えてください!

貯めたい気持ちはあるのに貯まらない

老後を不安なく生きるために必要な一人あたりの資金は2000万円だというのを聞いた事があります。
65歳定年として貯金をするとしたら、毎月どれくらい貯蓄をしたらいいのだとう、このような事を考えて計算していくと、だんだん暗くなってきてしまう人は多いかもしれません。
毎日がその日暮らしという自分には貯蓄なんて無理と思っているなら、貯蓄に成功した人たちの話に少し耳を傾けてみてください。

“ローマは1日にしてならず“との言葉通り、毎日こつこつと積み重ねていった結果が貯蓄なのだと心底思わされます。
これなら自分でもできると思える方法と出会えたら、その時こそが吉日です。
間を入れずにアクションを起こせるかどうかが百万長者と貧乏人の分かれ道と言えます。

優先的に貯金

どうしたらお金を貯められるのかは言うまでもなく使わなければいいのです。
このごく当たり前の事がなかなかできずに苦労している人が、なんと多い事でしょうか。
通常の場合給与は所得税や社会保険料などが天引きされて専用口座に振り込まれますが、いつでも引き出せる状態にあれば引き出したくなるのは自然です。

けして無駄使いしているつもりはないが、引き出す時は万が一の事も考えて、余分に引き出す事も多いはずです。
しかし万が一の事はめったに起きるものではありません。
何に使ったのか考えていくと、思い出せないものも含めて、もう少し節約できたのではないかと後悔します。

しかし使ってしまってから悔やんでも後のまつりです。
こうならないためにも“使ったつもり貯金”、あるいは“先取り貯金”として別途積み立て貯金用口座に天引きしておくという方法があります。
手元になければ使いようがありませんから、あるもので上手に活用していくしかありません。

自然と節約につながります。
実際に年間10万円レベルで貯蓄できている人も多いですから、ぜひ実践してみてください。
もし自分でやるのは勇気が出ないという人は、会社にお願いして財形貯蓄として最初に給与から天引きしてもらうという方法もあります。

小銭貯金

これも実践している人多いはずです。
貯金箱に毎日10円ずつ、何か良い事があった時は50円というようにタンス貯金していって月に1万円以上貯蓄できたという人も少なからずいますから、試してみる価値は多いにあります。
500円貯金ならさらに貯まるでしょうし、その日の小銭は貯金するという人もいます。

この方法の良い点は、無駄使いが減るという事です。
先述した“つもり貯金”にも繋がる方法ですが、金額がまとまったら定期預金に入れておくとさらに貯金効果が向上します。

買い物を焦らない

貯蓄というよりも“節約”部門に入る分野のように思うのですが、欲しいものが頭に浮かんだら自分に“まった”をかけてみましょう。
それは本当に今絶対にないと困るものでしょうか。

“お金が貯まらない“と嘆いている人のお金の使い方をじっくり見ていくと、どうでも良いものにお金を注いでいるケースを見つけます。
給与日が近づいたら欲しいものリストを作成してから優先順位をつけてみてください。

今すぐなくても良いものを順番に消していき、最後に残ったものを買うという方法もありますし、中には欲しいと思っても2週間もしくは1ヶ月という期間を設定して考えてみるという人もいます。
時間が過ぎると”どうでもいいや“と思うようになります。
買い物依存を予防するにも良い方法ですし、今の若い世代の人は特に”我慢が出来ない“世代とも言われていますから、精神的成長にも貢献します。

家計簿で出費の見直し

貯蓄を突き詰めていくと、やはりここにたどり着いてしまいます。
貯蓄成功者の多くの人が異口同音に言う事は“家計簿をつける習慣を身につける”でした。
家計簿の良さは単に収支記録というだけではなく、お金の流れを見直すきっかけになる事につきます。
毎月出ていくとわかっている固定費、たとえば携帯料金やPCなどのプロバイダー料金および家賃などの見直し、生命保険の見直し、他諸々の出金見直しが簡単にできます。

どこをどう削れば良いかが見えてくれば、毎月どの程度貯金が可能かもわかります。
今住んでいる家の家賃が5万円としたら、さらに生活レベルを下げるだけでもかなりの貯蓄ができます。
携帯料金もどんどん安くなってきていますから、適用できる割引制度がないかどうか契約会社と交渉してみてください。
生命保険もついでに見直してみましょう。

専門家の中には生命保険とはあまり関わらない方が無難と豪語する人もいるくらいですから、不必要なサービスはこの際削ってみるのもおすすめです。
家計簿が続かないという声も聞こえてきます。
まずは大雑把でいいので自分が取りかかり安い項目から取り組んでみましょう。

毎日つけるのがおっくうという人は、“家計簿点検日”を週の1日設定して、その時にまとめて見直すというのでかまいません。
とにかく無理のない範囲で始めてみてください。